みなさんこんにちは！
ハイブリッド投資家の岡村直紀です。
　
さて、昨日は
　
「一流にふれることは成長の上では必須だが、
その際に注意点がある」
　
ということをお話しました。
その続きです。
　
例えば、ゴルフでプロのトーナメント会場に
観戦に行ったとします。
　
そこでプロが打つボールは
アマチュアから見たら、本当に曲がりません。
　
私もかつて「タイガーウッズ」が日本に来日した時に
試合会場に見に行ったことがあるのですが、
練習場のショットを見た時は衝撃でした。
　
短いクラブからドライバーショットまで、
　
ダフリ（ボールの手前を叩いてしまうミス）
トップ（ボールの上部を叩いてしまうミス）
　
はもちろんのこと、左右に曲がるミスショットが
大げさでなく「１回も」ありませんでした！
　
ここである現象が起きました。
　
ずーっとタイガーの曲がらない完璧なショットを
見続けていると、「曲がらないのが当たり前」のように
ゴルフが「簡単」に感じてきてしまうのです。
　
そのイメージで帰り、タイガーになりきって
練習場にいくと、現実に引き戻されます（笑）
　
「Tiger」じゃなくて「Okamura」なんですから
当たり前ですね（笑）
　
良いイメージで練習することは非常に大切ですが、
一流のプレーを見ると「簡単だ」と錯覚してしまうことは
よくあるので気をつけなくてはいけません。
　
「見ただけ、一緒にいるだけ」では
その技術は手に入りません。
　
投資を学ぶ場面でもこの現象は非常に多いです。
そしてこの現象は
　
「コトの重大さをわかっていない初心者」
　
に多く現れます。
　
株式投資において、一流の株式トレーダーの
トレードを見ていると、本当に簡単に利益が出せると
勘違いしてしまいます。
　
不動産投資においても、先輩大家さんの話を聞いていると
　
「すぐにでもオーナーになって不労所得が得られる!」
　
と、道のりを甘く考えてしまいます。
　
でも当たり前ですが、そこから学び、
自分の血肉にしなければ成果が出せるようにはなりません。
　
「一流に触れ、一流を知り、そこから学び習得する」
　
最後の部分を忘れずに行動しましょう！
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